SASSOU1 page 36/40
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34第1 回脱水症状病気・ケガの対処 脱水症状と対処法予防としての水分補給 熱中症、運動、風邪をひいたときの激しい発汗や下痢・嘔吐によって体内の水分が著しく失われると、のどが乾く、おしっこが出ないなどのほ....
34第1 回脱水症状病気・ケガの対処 脱水症状と対処法予防としての水分補給 熱中症、運動、風邪をひいたときの激しい発汗や下痢・嘔吐によって体内の水分が著しく失われると、のどが乾く、おしっこが出ないなどのほか、頭痛、目まい、倦怠感などの脱水症状を起こします。症状が特に重くなると意識を失うなど命にかかわる場合もあります。特に高齢者は体内に水分を蓄えにくくなっているため自覚症状もなく、脱水症状を起こしやすいので注意が必要です。 脱水症状(または近い症状)の場合には、水分を補給して様子をみます。◎皮膚や口・唇が乾燥している◎おしっこの量が少なくなっているなどの症状が治らなかったら、重症になる前に医師の診断を受けることをお勧めします。 私たちは、一日にどれくらいの水分が必要なのでしょうか? 成人の場合、食事で摂取できる水分以外にも約一二〇〇㏄ 以上が必要とされています(医師により水分制限されている場合を除く)。ただし、この量を一度に飲むのは吸収が悪く胃がもたれますし、食欲を減退させてしまいます。一回二〇〇㏄ 程度を目安に、何度かに分けて摂取するようにしましょう。暑さや運動によって体の水分が著しく不足すると起こる「脱水症状」。体温調節が難しい夏は、特に気をつけたいですね。今回は脱水症状を水分補給で予防・対処する方法をお届けします。【体内の水分収支バランス】出典:「ちょっと心配 ペットボトル症候群」 食べもの文化研究会 芽ばえ社1日の水分摂取量(?)飲 料 水食物中の水体内での代謝水合 計800~130010002002000~25001日の水分排出量(?) 尿 便生理的に失われる水分合 計1000~15009001002000~2500広 告